【トリック走塁】健大高崎の2塁ランナーを囮にしたダブルスチール

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はじめに

今回ご紹介するのは、ランナー2・3塁の場面での、2塁ランナーを囮に使ったダブルスチールです。

このトリックプレーは、2塁ランナーが大きくリードで投手のけん制球を誘い、3塁ランナーが本塁に向かってスタートするプレーです。

2017年の春の選抜高校野球では、健大高崎 vs 福井工大福井 戦の9回裏ツーアウトから、このトリックプレーが飛び出し、土壇場で同点に追いつくシーンがありました。

トリックダブルスチール

状況

  • アウトカウント:無死  or 一死 or 二死
  • 走者:二塁、三塁 or 満塁

条件

  • 右投手の反時計回りでのけん制時が理想

ステップ① 2塁走者が投手のけん制球を誘う

このトリックプレーでは、2塁走者がけん制球を誘うことができるかどうかが成否を左右します。上記の動画では、健大高崎の2塁走者がよそ見をするような仕草を見せています。

投手に「シメた」と思わせることが重要です。

ステップ② 投手が2塁へ牽制する

2塁走者が大きくリードをとったり、よそ見をすることで、投手にけん制球を投げさせます。

ステップ② 3塁走者が本塁へスタート

相手投手がけん制したタイミングで、3塁走者が本塁へスタートします。

右投手の反時計回りの牽制の場合、投手の背中が見えたタイミングでスタートします。

ステップ③ ショートが本塁へ送球

3塁走者が本塁へスタートしたのを見て、ショートは本塁へ送球します。

ステップ④ 2塁走者が3塁へスタート

ショートが送球した瞬間に、2塁走者も3塁へスタートします。

左足を上げながら時計回りでの2塁けん制の場合は、走者が投手の視界に入るため、刺されてしまう確立が高まります。同じ状況でも投手の利き腕や、けん制球の方法で走者のやるべきことが変わるので、適切な状況判断が必要です。

おわりに

どうしても1点が欲しいといった場面で有効なトリックプレーです。

もちろん相手に警戒されないような仕掛けが必要になります。

健大高崎 vs 福井工大福井戦では、健大高崎が9回裏ツーアウトの場面で代打を使っています。

「まさかここで足を使ってくる」とは思わない状況を作り上げることで、相手にほんの僅かのスキを作らせ、そこを的確に突く巧妙さは、流石としか言いようがありません。

まさに「スマートな野球」を体現していると言えるでしょう。

▼トリックダブルタッチアップはこちら▼

【トリックプレー】1塁走者を使った3塁走者とのダブルタッチアップ

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