長打率の出し方・計算方法を分かりやすく紹介

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長打率とは

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野球において打者を評価する指標として、長打率があります。

長打率とは、打者の 進塁を稼ぐ効率 を表した指標です。

野球で得点を入れるには、いち早く本塁を目指して進まなくてはなりません。

そこで重要なのが、効率よく進塁するということです。

長打率の計算方法

長打率の計算方法は、

長打率= 塁打 ÷ 打数

になります。

言葉にすると、「1打数あたりの塁打」です。

塁打とは

塁打とは、稼いだ進塁数 に当てはまる数字です。

打者が1打席で稼ぐことができる進塁数は、必ず 0〜4 と決まります。

0はアウト、

1は単打、

2〜4はそれぞれ、二塁打、三塁打、本塁打となります。

四死球は塁打に入るのか

四死球は塁打には入りません。

あくまで、打者のヒッティングに焦点を絞った指標だからです。

長打率の例

長打率の例を見ていきましょう。

100打数 20安打(単打13、二塁打3、三塁打1、本塁打3) の選手がいたとします。

長打率は以下の式なので、

長打率= 塁打 ÷ 打数

長打率=(1×13 + 2×3 + 3×1 + 4×3)÷ 100 = 0.34

となります。

長打率の日本記録

日本人選手のシーズン長打率は、1985年の落合選手の長打率.763が最高です。

外国人選手も含めると、バレンティン選手の長打率.779が最高になります。

まとめ

長打率は、打率では評価することができない、進塁数の要素を含みます。

打率では、単打も本塁打もすべてヒットの1本としてカウントするため、5打数で単打5本の選手も、5打数で本塁打5本の選手も、同じ打率10割としか評価されません。

2011年のバレンティンは、打率は.288でしたが、長打率は.469という数字を残しました。

これは、ヒットを打つ確率が低くても、長打を打つことによって、他の選手よりも効率よく進塁を稼いでいる と言えます。

チーム打率がいいのに、得点力不足に悩んでいるチームは、一度、長打率を確認してみるといいと思います。

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