【甲子園】元高校球児が選ぶ、高校野球応援歌ランキング2017

はじめに

高校野球の醍醐味の1つと言えば、アルプススタンドから流れる各学校による応援です。各学校が毎回新しい応援曲を持ち寄り、球場が一体となる大迫力の応援は毎回圧倒されます。今回は甲子園での定番の応援歌や、流行りの応援歌を独断と偏見でランキングしていきます。皆さんもぜひ、お気に入りの応援歌を探してみてください。

1位 SEE OFF

日本のロックバンド Brahmanの名曲「SEE OFF」。

ボーカルTOSHI-LOWの出身地でもある茨城県の日立第一高校が生みの親であり、常総学院が甲子園で使用したことで全国的に有名になりました。

「SEE OFF」はチャンステーマとして使われ、得点圏にランナーが出るとエンドレスで流れ続けます。

Brahmanの原曲よりテンポが早く、サビではスタンド全員がジャンプして盛り上がり迫力満点。

日立一高では以下のような歌詞で応援しています。

さあ燃えろ 白亜の球児たち

今こそ そのとき

栄光の火をかざし

行くぞ 甲子園

そーれそれそれ(選手名)×4

そーれそれそれ 日立 日立

そーれそれそれ 日立 日立

勝利を掴め

2位 ジョック・ロック

智弁和歌山の魔曲「ジョック・ロック」

元々はヤマハのデモテープに入っていたこの曲をアップテンポにアレンジし、智弁和歌山が2000年夏に新曲として甲子園に持ち込みました。

なぜか智弁和歌山がこの曲を使用すると、大差を同点にしたり、逆転が起こりやすいことから「魔曲」と言われ、甲子園で数々の伝説を残している名曲。2017年の甲子園でも魔曲は健在でした。

3位 ハイサイおじさん

明るいメロディーと軽やかなテンポから沖縄県代表校の応援歌として定着した「ハイサイおじさん」。

喜納昌吉が作曲したこの曲は、沖縄独特のリズムやメロディーが広く知れ渡り、現在まで続く沖縄民謡の評価のきっかけとなりました。

「ハイサイおじさん」に合わせてカチャーシーと呼ばれる沖縄の手踊りが乱舞し、指笛の音が甲子園に響き渡ると、球場一体が沖縄代表校の応援をしているように錯覚させ、相手校に大きなプレッシャーを与えると言われています。

「ジョック・ロック」と同様、魔曲と呼ばれており、これまで数々のビッグイニングを起こしています。

4位 レッツゴー習志野

千葉県の習志野高校のオリジナル応援歌「レッツゴー習志野」。同校の吹奏楽部員と顧問の先生により作曲されたこの曲は、全国トップレベルの演奏技術と相まって、圧巻の美爆音で相手校を威圧します。

ブラバン部隊は皆がバッターの方を向き「応援演奏はバッターに向けて」が徹底されています。

鳥肌は立つほどの圧巻の応援は、習志野高校の数々のドラマを生み出してきました。

5位 天理ファンファーレ

伝統を誇る天理のオリジナル曲『ファンファーレ』(他校では通称『天理ファンファーレ』と呼ばれること)は、得点時やヒットが出た時に、必ずと言ってもいいほど演奏される甲子園の定番曲です。

1回で先頭打者が打席に立った際に、スローテンポの『ファンファーレ』を演奏するのが恒例で、元祖の迫力はひと味もふた味も違います。

6位 アフリカン・シンフォニー

第69回大会で智弁和歌山が甲子園初出場の際に使用したことをきっかけに、甲子園の定番曲となった「アフリカン・シンフォニー」。原曲はヴァン・マッコイ&ザ・ソウル・シティ・シンフォニーが作曲したものです。

「アフリカン・シンフォニー」は、第90回全国高等学校野球選手権大会で出場55校中50校が応援歌に使用しました。高校野球の応援歌としては、非常に人気の高い曲です。

7位 アゲアゲホイホイ

2017年、全国的に大流行した応援曲が「サンバ・デ・ジャネイロ」のアゲアゲホイホイバージョンです。

兵庫県の報徳学園が発祥で、全国区となったのは2016年のセンバツで使用した明石商がきっかけです。

「サンバ・デ・ジャネイロ」は以前から応援に使われていますが、曲に合わせてメガホンを振りかざしながら「ハイヤハイヤハイ!」「エッサエッサー!」などの掛け声から始まり、「アゲアゲホイホイ!」と一斉にコールする様は、アルプススタンドが尋常ではない熱気に包まれ、瞬時に一体感が生まれます。

8位 常総節

茨城の常総学院の応援曲で、得点が入る度に「常総節」が大合唱されます。

元々は近畿大学の近大節が原型と言われており、習高節など類似の歌詞の歌が全国の高校や大学の間に広まりました。

常総節の歌詞は以下の通りです。

ここは常陸か 土浦の街か

土浦の街なら 高校は常総

土浦の街なら 高校は常総

9位 SUGAO MIX

東海大菅生のチャンステーマ曲「SUGAO MIX」。

原曲は宇崎竜童の「カッポレ佞武多(ねぶた)」です。

原曲はスローテンポなのですが、SUGAO MIXはかなりアップテンポになっていて、とてもかっこいいです。

10位 We will rock you

1977年にリリースされた、イギリスのロックバンドQueenの曲。

足踏みを2回、手拍子を1回の冒頭のリズムは何かが起こりそうな雰囲気を醸し出しています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。高校野球の応援歌は毎年進化していて、それぞれの学校がユニークな応援曲やアレンジを加えたものなど、毎回楽しませてくれます。今後も随時更新していきますので、チェックしてみてください。

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