【2017夏】彦根東が甲子園で見せたオーバーラン刺殺トリックプレー

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はじめに

今回は、2017年夏の全国高等学校野球選手権「波佐見」対「彦根東」の試合で、彦根東が見せたオーバーラン刺殺プレイについて紹介します。

3対4と波佐見1点ビハインドで迎えた7回表。波佐見は1死から9番バッターがセンター前ヒットを打つと、彦根東のセンターが1塁へ送球。ベースカバーには捕手が入っており、あわやアウトになるようなプレーで球場をどよめかせました。

状況

  • 試合終盤(同点、もしくは1点、2点を争うゲーム展開のとき)
  • アウトカウント:無死、1死
  • 走者:なし

条件

  • センター前の単打

オーバーラン刺殺プレイ

解説1 キャッチャーが打者の後ろを追いかける

オーバーラン刺殺プレイは、惰性でオーバーランをする選手のスキをついてアウトにするプレーです。

このプレーのポイントとなるのが、一塁手です。1塁手は通常、センター前ヒットの時はオーバーラン狙いの送球に備えて1塁ベースに入りますが、このプレーではあえてベースから離れ、打者走者よりも前に動きます。

打者走者の視界に一塁手が入ることで、「1塁ベースには誰もいない」と思わせ、打者の走る後ろを追いかけてきたキャッチャーがベースカバーに入ります。

解説2 センターが1塁へ送球

センターは捕球後、低いボールで1塁へ送球します。打者走者は1塁へは誰もいないと油断しているので、反応が一瞬遅れてアウトになるケースが多いプレーです。

ここで、もう1つのポイントが投手です。センターから1塁へは距離があるので、悪送球になるリスクがあります。通常のオーバーラン狙いの送球では捕手がバックアップに入りますが、今回は捕手が1塁ベースカバーに入っているので、投手がバックアップに走ります。

おわりに

キャッチャーが1塁ベースカバーへ入るオーバーラン刺殺プレイは、試合の終盤の同点、もしくは1点、2点差を争う展開に使用します 。

とっておきとも言えるこのプレーは、相手の油断をつくものです。

何度も使えるプレーではないので、先頭打者を出すと試合が決まりかねない9回、同点の場面などに効果的なプレーと言えます。

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